2024年1月29日
ヘアスタイルにおいて白髪が気になる、白髪隠しをしたくて美容院に来店するお客様が多い中、
どんなヘアスタイルが白髪を目立ちにくくするか、白髪を活かせるか、様々な方法がございますが、
ケア方法含めいくつかデザインベースでご紹介。
1・白髪染めでもファッションカラーの様に見せる(白髪率が多くても割といける)
白髪染めと同じ効果のファッションカラーで染まる残留の少し弱い(ブリーチで結構色が剥がれる)根元リタッチ剤を選定。上記画像は毛先にハイライトを潜守らせており、髪が伸びてきて白髪がわかりやすくなってくるタイミングを計算しグラデーションカラーの様に明るくなって来ます。
シンプルな手法ですがファッションカラーを使う方が一般的には透明感が出しやすい。ヘアカラーはもちろんヘアスタイル、ぬけ感など欲しい時はこちらを選択すると良い場合があります。
使用薬剤・処理剤
ファッションカラー・弱いブリーチ・ニュートリシオンシステムトリートメント&クラフティークヘアオイル・リケラエマルジョン・ケラチンバインダー
2・白髪ぼかしブルーハイライト(Wカラー+間塗り)
上記画像はファッションカラーを用いながら高明度なハイライトを作り、重ね塗りによって作る少し繊細な作業。色を出す事は勿論ですが、色落ちした時に白髪との馴染みを考え、根元(特に表面とつむじ辺り)は細かくハイライトと間塗りを行なっていきます。ダークシルバーなどをリタッチに用い残留を出来るだけ減らす事も意識する事が重要です。
使用薬剤・処理剤
ファッションカラー・ブリーチ・塩基性カラー・NanoEL30原液・ガルバエマルジョン・クラフティーク
3・全体を白髪に極限まで近づける(ホワイト・ベージュ系カラー白髪率不問)
いっその事、セオリー無視。ベースを白に近くしホワイト系・ベージュ系にする。
ブリーチ回数など様々だが傷みを美容院でも自宅でもケアする事が大事。
使用薬剤・処理剤
ファッションカラー・ブリーチ・ニュートリシオンシステムトリートメント&クラフティーク・ケラチン処理・セラック・ガルバミスト・リケラエマルジョン・NanoEL30原液
長くなって来たので白髪染めデザインパターンパート2でまた記載します。
56hair・56shop